これまで経済産業省時代を含め知的資産経営に携わってきました。その中で感じてきたことは、知的資産には知的財産だけではなく人材や組織力など様々な資産が関わり、その切り口は千差万別と言うことです。知的資産を経営するとはどういうことなのか、それにより何がもたらされ、それをどう伝えればよいのか。そう言ったテーマを題材に多様な切り口から研究と実践がなされてきましたが、私個人の思いとしてはそれらの成果を発表し共有し刺激し合う場がもっとあってもよいのではないかということでした。学会の発足はまさにこの場作りに寄与する画期的な取り組みではないかと感じております。本学会の今後の活動に大いに期待致します。 山本英一 |