知的資産経営WEEK2016
知的資産経営WEEK2016企画案
開催趣旨
これまで、知的資産を活用することで企業価値と競争力の向上・持続に結びつける「知的資産経営」を推進してきたところ、今年発表された知的財産推進計画20161において、知的資産経営の推進が謳われるなど、知的資産の管理、活用の重要性が指摘されており、企業価値の保護、向上に知的資産経営が重要な役割を果たすことが理解されるところである。
日本企業においては、コスト競争で新興国等の海外企業に対応するのではなく、自社に固有の強みである知的資産に着目し、それぞれの価値の創造と維持を追求した「知的資産経営」を実践することが重要であると言える。
近年、知的資産経営に関する取組は、着実に進歩を続けており、導入期から本格的な成長期に入ってきている。例えば、知的資産経営ポータル2に掲載されている知的資産経営報告書は360冊以上、魅力発信レポートWebに掲載されている魅力発信レポートは600冊以上となっていることに加えて、各地において企業支援者・組織による自発的な研究会・勉強会・支援等が見られるようになってきている。また、地域金融機関からも知的資産経営の取組による定量的効果(融資実績等)が報告されつつあり、取引先企業と共に知的資産経営に取り組み事業改善に繋げる動きも広がりつつある。さらに、一度知的資産経営に取り組んだ企業や支援者がその効果を実感し、報告書の改訂を行ったり、他者にも取り組むように勧めたりするなどの活動も見られるようになっている。
今年で12年目を迎える知的資産経営WEEK2016は、知的資産経営に関する取組について、関係者間ネットワークのさらなる発展を目指して開催することとする。
具体的には、中小企業の方々、知的資産経営報告書の作成支援を直接行っている支援者の方々、そして、地域金融機関の方々にこれまで以上に、知的資産経営の有効性を広く伝えていきたい。また、地域で知的資産経営の支援を行う組織や知的資産経営に取り組む企業のネットワークを形成し、支援成功モデルの全国展開を狙っていきたい。さらには、これまでの知的資産経営の実施に伴い、表面化してきた課題等を整理し、今後の知的資産経営の新たな方向性について意見交換できる機会を提供していきたい。
以上のような観点を踏まえ、今年も知的資産に着目した価値創造とその維持、知的資産経営の実現に資する情報開示とそのステークホルダーからの評価、企業統治のあり方、効果の検証等について、ビジネス・産業界、学界、行政から、事例、各々の果たすべき役割、今後の展望・方向性等を示しながら大いに議論を重ねたい。
主催 日本弁理士会
日 時 2016年12月2日(金)13:00〜17:00
場所 弁理士会館 弁理士会館 弁理士会館 3階
参加定員 参加定員: 80 名
後 援 経済産業省、 :経済産業省、特許庁 特許庁 、(一財 )知的資産活用センター
主催 一般社団法人 大阪府中小企業診断協会 知的資産経営研究会
イベント名「知的資産経営WEEK2016 公開研究会」
日時 平成28年12月3日(土) 13:30〜16:30(受付開始13:00〜)
場所 大阪科学技術センター 401号
〒550-0004 大阪府大阪市西区靭本町1-8-4
定員 100名
後援 経済産業省
主催 公益社団法人日本技術士会
イベント名「知的資産経営week2016セミナー ー知的資産経営における技術士への期待ー
日時 平成29年1月29日(木)13時〜16時
場所 日本技術士会 茸手第二ビル5階会議室
後援 経済産業省 知的資産活用センター
主催 日本経営士協会
イベント名 知的資産経営導入セミナー
日時 平成28年12月13日(火)19時〜20時30分
場所 小山町役場 未来拠点課
協力 小山町 小山町商工会 小山町企業懇話会
後援 経済産業省 知的資産活用センター
1知的財産推進計画2016(2015年5月9日知的財産戦略本部)